2010年4月10日土曜日

Impression from jAk:written by ryo of dextrax

明日の"pool"@LOOPのGuet DJでもあるdextraxのryoちゃんが書いたjAkさん評が秀逸なんで、勝手ながらご紹介を。

想いが伝わる、いい文章。
もう流石にヤングと言うのは恥ずかしい齢を迎えてますが、まだまだjAkさんにジャックされ続けてます。。

是非ご一読を!


Tajif

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あのひとの手元に洗濯カゴがある。新妻が、自身とパートナーのために使うため、西友で買うようなプラスチックの洗濯カゴ。普通ならカゴには衣食住の衣を彩るだけの様々が放り込まれる。使いふるしたゆるいスウェットから大胆なランジェリーまで。やがては子供服や腹巻きが放り込まれ、カゴはファミリーの変化を見守るのだろう。どこにでもある、家族の光景というやつだ。誰にでも手に入ると言う人もいれば、そう簡単ではないと思う人もいる。


JAKの洗濯カゴの場合、事情が異なる。そのカゴは通常の洗濯カゴでは得られない光景をみてきたはずだ。カゴにはいつもレコードが、ハウスミュージックやダンスクラシックが放り込まれる。それこそ、ゆるいやつから大胆なやつまで。JAKはそうしてカゴに詰めたレコードにペラペラのタオルをかけて、ふらりと DJブースにやってくる。結果、そのカゴは夜のファミリー、兄弟姉妹たちの始終を見守ることになる。

カゴの行き先は様々。時には海外からゲストを招きフリーキーなパーティーを提案してきたTIME&SPACE、チーキーにUREI社のロータリーミキサーを持ち込み温かいダンスサウンドを彩るGOOD ○○DAY、下北沢に根付いた活動をするforteなど。

いつも飄々と現れるJAKは、周囲をリラックスさせながら、DJをはじめると、脱力の極地から快楽の極限まで引っ張りこむ。あの抜け具合は何なのか、と感嘆しながら、あまりの気持よさに引っ張られてサウンドにやられてしまう。ヤングDJは皆、その力の抜けっぷりに「ジャック」され、聞き惚れる。

どこにでもある洗濯カゴからデリバリーされる、弛緩の絶調ダンスサウンド。気の抜けない脱力具合、いつもJAKのDJはそうやって進む。スウェットのように、延びきったと思ったら張り切ってる不思議なタイム&スペース

Thanx....... ryo of dextrax

http://forte-music.blogspot.com/2009/08/jak-open-air-2009artist.html

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